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2007.11.17

【湮】


「可愛くて元気で明るくて話しやすい」


そう見えるようにしてるんだから当たり前であって。
むしろそれは自分の"演技"が巧く人目を欺いている証拠。

ただ、この"演技"のせいで色々面倒なことになってるのはわかる。
だけどこれはどうあっても変えられないから。そもそも別にモテたくてやってるわけじゃないし。
おもしろいように騙されて、人の表面しか見れないから私なんかを好きになる。今まで私のこと好きだって言った男はみんな最高に人を見る目がないと思う。
それとも、私の演技が完璧すぎるのかもわからないけど。


そうしてないと自分の暗い根っこの部分を直視してしまうから。
完璧に振る舞って、自分でも「こっちが本当」だと思い込むくらいに作りこまないと、凄まじい自己嫌悪に陥ってしまう。
本当の自分なんて誰も好きにならないってわかるから 自分がそれくらい嫌なやつだってことを知ってるから、そんな自分が大嫌いだから、嘘で塗り固めないと人に近づけない。

強いふりしてるけど、本当はどうしようもなく臆病だから、
誰にも嫌われたくなくて今さら嘘の自分をやめられない。
怖くて怖くて本当の自分を見せられないから、好きだって言ってくれる人がいてもぜんぶ心を開けない。だから本当に好きになれない。まっすぐ人を愛せない。

傷つかないための防衛本能が無意識のうちに「嘘の自分」を作っていることに気づいたのはそんなに昔じゃないけど、いまさら根っこの自分を変えることなんて出来るわけなくて。っていうか、ここまで生きてきて既に固まってしまった私の人格形成の土台だから、もうどうにもならなくて。今後もずっと大嫌いなこれと一緒に生きていかなきゃいけないのがわかってるのも嫌で。せめて周囲の人にはそんな嫌なものを見てほしくなくて、っていうか見られたくなくて。

明るくて、元気でおもしろくて、誰とでも仲良くできる。
回りから「感じの良い人間」だと思われたくて、そうしてるけど、全部嘘。


彼は私みたいな贋物じゃなくて、ほんとにそれが出来る人だから、私みたいな真っ暗な人間も心から楽しませてくれるから、ほんとに、一緒にいてこんなに楽しい人ははじめてだから。


眩しくて仕方ない。



これは確実に『憧憬』
彼のようになりたいという願望
彼自身の存在やその人格に対するあこがれであって、決して恋ではない。

傍から見たら、私と彼は同じ種類の人間に映っているんだろうけど、実際は全然違う。
私みたいにすれた人間と違って、彼は本当に芯から明るく出来てるのがわかるから。
ほかの人たちは彼の凄さに気づいていないみたいだけど、
私にとっては本当に、眩しくてまぶしくて、仕方ないんだよ。
少しでも照らしてほしくて、近づきたいと思うけど、どうすればいいかわからない。


ほんとに太陽みたいな人で。
私には、一生懸命見上げることしかできない。
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